日本とイタリアの「うまい話」

人曰く「女子と小人は養い難し」とか?
「はいはい養いにくくて悪うござんしたね」という開き直りのタイトルです。
不要不急の世間咄、広い心でお付き合い下さいまし。

ロナ禍で花見もできずにいるうにち、しれっと夏。春はどうした?と騒ぐのは人間ばかりで、大地はちゃんと時を刻んでいます。先日、新タマネギを頂きました。房総は白子のタマネギ、おいしうございました。

マネギを入れるだけで、安い即席めんもおいしくなりますが、これはタマネギに含まれるグルタミン酸のおかげ。そう、昆布の旨味と同じ成分。ということは、うま味調味料「〇の素」と同じ。おふくろの味の成分です。

タリア料理に欠かせないトマトにもグルタミン酸が含まれています。イタリアの男たちが口癖のようにいう「ママンの料理」は、トマトの旨味あってのことでしょう。してみると、タマネギとトマトを使ったスパゲティ・ナポリタンが日本人に愛されるのも、当然といえそうです。

なみに旨味の3本柱はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸。イノシン酸はカツオ節の旨味成分、グアニル酸はシイタケに含まれる旨味成分です。合わせ技で一層美味しくなるのは、昆布とカツオ節のダシを考えれば、納得がいきますね。実はイタリアの前菜の定番「メロンと生ハム」も、メロンのグルタミン酸に生ハムのイノシン酸が合わさった複合旨味なんです。
第二次大戦でイタリアと組んだ裏には、旨味の共通点があったのかも、とは、考えすぎかしら。

2020年12月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする